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A little white lie

第6章 弱さ





それからの私はその時働いてた職場を辞める事が決まり、忙しくしていた。

遊んでた男達を全員切って、もう一度自分を見つめ直す事に。

気持ちも落ち着いて勇を思い出す時間も殆どなくなっていた。


そう思い込もうとしていただけだったんだ。


忘れられるはずがなかった。
どうしてもダメだった。

私はばかだ。
なんでいつも頼りたいのは勇なんだろう。



酔った勢いで半年ぶりに連絡をした。

それが間違いだったのかもしれない。



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