テキストサイズ

本当の恋

第6章 空海の笑顔

せっていた相手に勝つのは誰だって嬉しいだろう。

だけど…
だけどぉ…///

その笑顔が可愛すぎて。
私に向けられていたわけじゃないけどすごくドキドキした。
そして笑顔が見れたことがとでもうれしかった。



その笑顔を見ていたのは私たちだけじゃない。
周りの女子も見ていた。
そして…

「なんかさ。
 今の隅岡かっこよくなかった!?」

「確かに!! それうちも思った!」


などという話が聞こえた。


その言葉に嬉しかった気持ちが一気になくなり何だか切なくなった。



雪は冬希君を見ていてそんなことに気づいていない。


隅岡君はすごいな。
みんなかっこいいって言ってる。


私は…
今日のことがなくても優しいところとかかっこいいって思ってたんだけどな…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ