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本当の恋

第8章 …ついてる?







その後
雪といろいろ話しながら教室に入った。



ちょうど隅岡君はスマホをいじっていて…
そこにストラップ。


スマホにストラップを付けていたみたいだ。



クラスの3人の女子グループが
そのことについてコソコソとしゃべっていた。



「ねぇ… 隅岡君のストラップ。
 どう見ても自分の趣味じゃないよね?」

「うちもそれ思ってた!!
 もしかして彼女の…?」

「えー。 ウチ少し気になってたのにぃ!!」

「まいも!? あたしもだよー!!」

「まじかー どーなんだろ…
 ココの学校? どんな子だろ?」



コソコソ話しているつもりなのだろう。



丸聞こえだったけど。
だって私の後ろの席で話しているんだもん。
そうかぁ…
隅岡君人気なんだ…







一歩…





一歩隅岡君に近づけたと思ってたのに。


そんなことないんだな…


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