Pour mon cher -涙の先に-
第4章 バス待つ角には彼の笑顔
バス停に着く前に角があって、そこを曲がってから当然バス停に来るんだけど。
バスが来るまであと6分。
角から現れる同高の男子生徒を一生懸命2人で見る。
でも、現れど現れど全然違う人で。
美鈴なんて少しイライラしてきたのか、全然罪のない人に
「紛らわしいっ!出てくんな!!」
なんて暴言吐く始末。
そんな美鈴の横で私は何だかドキドキ。
“どうか逢えますよに・・”
なんて心の中で祈ってみたり。
でもなかなか現れなくて残り2分を切った時
美鈴が小さく“あっ”と言って私の横腹を肘で突いて教えてくれる。
トクン・・
いつもの東先輩率いる軍団が角から現れた中にゴンちゃん先輩の姿を見つけた。
バスが来るまであと6分。
角から現れる同高の男子生徒を一生懸命2人で見る。
でも、現れど現れど全然違う人で。
美鈴なんて少しイライラしてきたのか、全然罪のない人に
「紛らわしいっ!出てくんな!!」
なんて暴言吐く始末。
そんな美鈴の横で私は何だかドキドキ。
“どうか逢えますよに・・”
なんて心の中で祈ってみたり。
でもなかなか現れなくて残り2分を切った時
美鈴が小さく“あっ”と言って私の横腹を肘で突いて教えてくれる。
トクン・・
いつもの東先輩率いる軍団が角から現れた中にゴンちゃん先輩の姿を見つけた。
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