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夏の秘密

第38章 勇助の場合



夏「お邪魔しました」

母「夏ちゃん、またいつでも遊びに来て
ね」

巧「勇助の事、末永くよろしくね」

夏「はいっ」

勇助「夏、行こう」

夏「うんっ、じゃあ失礼します」


朝食をご馳走になり
10時には自分の家に戻った夏

予定では
この後0時から
風太とデートの約束だったが…


勇助「風太の奴、遅いな…夏を待たせる
なんて何考えてんだか…」

夏「…」


何故か勇助も一緒だった


夏「…ねぇ…勇助」

勇助「大丈夫だよ、心配しなくても風太
が来たら俺は帰るからさ」

夏「…」

勇助「それより夏」

夏「?」

勇助「風太とのデートが終わったら高野
と話せよ」

夏「先生と?…でも」

勇助「ちゃんとけじめつけろよ」

夏「…」

勇助「やっと来たよ」

風太「…」

夏「あれっ…」


勇助と入れ代わるように
待ち合わせ場所に風太が到着した
だけど…

風太の姿は
いつもの風太と違い…


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