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夏「…」

総一郎「おかえり」

夏「…先生」

総一郎「どうかした？」

夏「…」


服を着替え寮に戻った夏
その途中、総一郎に会い部屋に戻る前に
久しぶりに保健室へ
行く事に


総一郎「何か飲む？」

夏「いらない」

総一郎「夏、何か怒ってる？」

夏「えっ？…どうして」

総一郎「顔が怒ってるから」

夏「…」


別に
怒ってるワケではない
ただ総一郎に対し申し訳ない気持ちでは
ないが
夏の心境は複雑で
勇助とキスした事を話すべきか…


総一郎「…」

夏「先生は…先生はもし私が先生以外の
人とキスとかしたら…どう思う？」

総一郎「夏は俺以外の男とキスしたんだ
へぇ～」

夏「それは…」

総一郎「否定しないんだね」

夏「…」


気持ちは伝えられた
これからも、この関係を続ける事にした
でも
夏は総一郎と
付き合ってるワケじゃない
だから夏が総一郎以外の男とキスしても
関係ないが…