
私のH
第9章 8人目
いつもより、おしゃれをして。
いつもは付けないつけまつげも上下に付けて…。
自分でもちょっと気合い入りすぎかな?って思うくらいにおしゃれをして家を出ようとした。
今日はお兄ちゃんはお休みみたいで…
ソファーにお母さんと仲良く座っていた。
その姿を見ると胸がざわざわと変な感じがするし、イライラする。
だからお兄ちゃんが休みの日はなるべく部屋にいることが多かった。
でもお母さんの笑い声がするたびにイライラするから結局は行き先もなく出掛ける。
今日は、合コンがあるから行き先があるだけで気持ちがいつもと違った。
『出掛けてくる。』
『梨乃。どこいくんだ?』
お兄ちゃんに呼び止められた。
お兄ちゃんは私を上から下まで見る。
『これ、羽織っとけ。』
とカーディガンをかけてくれた。
いつもはこんなことしてくれないのに…
嬉しい。
すると耳元で
『胸、見えてる。』
と囁かれ恥ずかしくてカーディガンでとっさに胸を隠した。
胸が開いている服だから見えるのは分かっていたけど。
言われるのは恥ずかしい…。
それもお兄ちゃんに、見られて…
言われると…
もっと恥ずかしい。
私は自分の顔が赤くなるのを感じ急いで家を出た。
いつもは付けないつけまつげも上下に付けて…。
自分でもちょっと気合い入りすぎかな?って思うくらいにおしゃれをして家を出ようとした。
今日はお兄ちゃんはお休みみたいで…
ソファーにお母さんと仲良く座っていた。
その姿を見ると胸がざわざわと変な感じがするし、イライラする。
だからお兄ちゃんが休みの日はなるべく部屋にいることが多かった。
でもお母さんの笑い声がするたびにイライラするから結局は行き先もなく出掛ける。
今日は、合コンがあるから行き先があるだけで気持ちがいつもと違った。
『出掛けてくる。』
『梨乃。どこいくんだ?』
お兄ちゃんに呼び止められた。
お兄ちゃんは私を上から下まで見る。
『これ、羽織っとけ。』
とカーディガンをかけてくれた。
いつもはこんなことしてくれないのに…
嬉しい。
すると耳元で
『胸、見えてる。』
と囁かれ恥ずかしくてカーディガンでとっさに胸を隠した。
胸が開いている服だから見えるのは分かっていたけど。
言われるのは恥ずかしい…。
それもお兄ちゃんに、見られて…
言われると…
もっと恥ずかしい。
私は自分の顔が赤くなるのを感じ急いで家を出た。
