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乾いた空

第6章 五章ー2





ガラガラ……






「誰?」




流石にユウキは不安そうな顔をしていた。


私はユウキに本当のことを話しては謝罪をした。
ただし、今更父親のことは言えなかったが、知り合いから預かったと無理な嘘を付いては通帳と印鑑を彼女に渡した。

謝罪している間の彼女は一体何が起きたかまだ理解出来ず、キョトンとしていた。


私のことも何もかも忘れてしまったようだ。




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