
迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第13章 交錯する想い
うどんを
食い終わると
もう
かなり遅い時間に
なっていた
マシロは
明日休みだが
俺は仕事
2人して
もう寝ることにした
「何してるんですか?」
「ん~・・
豆球~~~」
「・・・・」
真っ暗じゃないと
眠れないと言われて
付けるのをやめていた
豆球を付けてるのを見て
マシロはまた
ちょっと
俺を睨んだ
「眠れません」
「消してやるよ
寝るときは」
「じゃあ
いつ使うんですか
それ」
「えっちするとき」
「しませんから」
最高の睨みが
返ってきた(笑)
てか
しねーのかよ~~~
(笑)
てか
耳、赤いし。
照れてるし。
「冗談だよ
暗過ぎて
トイレ行くときとか
アブねーんだよ
そん時
つけるだけ
心配すんな」
そう言うと
マシロは
ちょっと
安心したような顔をした
お前が
寝ちまったらさ
豆球にしとくつもりなんだ
真っ暗だと
お前が
具合悪そうでも
わかんねーからさ
