
迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第15章 真相
Side 神島
「久しぶりだな
元気にしてる
みたいじゃないか
相変わらず
女の写真ばっかり
撮ってんのか?」
相変わらず
親父の存在はでかくて
久々に
顔を合わせた親父は
俺がこの歳になっても
追い越せねぇ
高い山みたいだと
思った
「女ばっかりじゃ
ないですよ」
「たまには
作ったもんなんか
撮らないで
そろそろ
自然なもの
撮る気にならないのか?
おまえも
もういい歳だろ」
「・・そうですね・・」
嫌いじゃない
今の仕事も好きだが
やっぱり
自然が撮りたいと
本当は
思ってる
言えねぇけどな
「で、今日はどうした?」
「あぁ・・
あまり
時間もなさそうなんで
率直に聞きますけど
率直に聞くから
親父も
ホントのこと
教えてくれよ」
「どうした・・」
「マシロのことなんですけど」
「・・・・・・」
「あいつ
俺の自費出版の
写真集
持ってるみたいなんだけど
いや
あいつって言うより
マシロの
母親が
持ってたみたいなんだけど
なんでだよ
・・・親父」
「久しぶりだな
元気にしてる
みたいじゃないか
相変わらず
女の写真ばっかり
撮ってんのか?」
相変わらず
親父の存在はでかくて
久々に
顔を合わせた親父は
俺がこの歳になっても
追い越せねぇ
高い山みたいだと
思った
「女ばっかりじゃ
ないですよ」
「たまには
作ったもんなんか
撮らないで
そろそろ
自然なもの
撮る気にならないのか?
おまえも
もういい歳だろ」
「・・そうですね・・」
嫌いじゃない
今の仕事も好きだが
やっぱり
自然が撮りたいと
本当は
思ってる
言えねぇけどな
「で、今日はどうした?」
「あぁ・・
あまり
時間もなさそうなんで
率直に聞きますけど
率直に聞くから
親父も
ホントのこと
教えてくれよ」
「どうした・・」
「マシロのことなんですけど」
「・・・・・・」
「あいつ
俺の自費出版の
写真集
持ってるみたいなんだけど
いや
あいつって言うより
マシロの
母親が
持ってたみたいなんだけど
なんでだよ
・・・親父」
