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お嬢様の言うままに。

第1章 茨城の屋敷。

高級住宅が立ち並ぶ住宅街。
一旦入れば迷いそうな程広い土地。
一般市民が入れば気を失いそうだ。
その中でも、一際目立つのだが茨城が生い茂っている広大な屋敷があった。
その茨城が原因で変な噂まで付けられた。
「ねぇ〜あそこの幽霊屋敷みたいな家あるでしょ?」
「あぁ〜あるね。」
「あそこ夜な夜な屋敷から女の子の霊が出て来て何処かに行っちゃうんだって!!」
「えぇっっ!?ウチ1回あそこ行っちゃったよぉ〜」
「寺でお祓いしてもらっら!?」
と、怪談話大好きな女子校生の的に為っている。
だが、事実と少し違うのが「夜な夜な屋敷から女の子の霊……」だ。
夜な夜な出て来ているのは、この屋敷の住人だ。
そもそも、ここに住人などいるか知らない者が大勢いる。
その住人の名は宮城奈々。
この物語の主人公だ。
そして、後々ある人物もこの屋敷の住人になる。
その者は、池上悠沙。
この2人の茨城の屋敷。
どうなるのだろうか。
まだ、誰も解らない。

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