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母を観察?

第46章 母…父との出会い

母は議長として、毎週の朝礼の司会進行や会議の進行を行っていたそうです…


で、何かとであう機会が増えて…



『で、禎夫君の彼女の悩みとか聞いてたの』


「は?父さん…彼女いたの?」


『当時はね?いたよ…超カワイイ彼女が』



彼女の話しを聞いてもらううちに…と…ベタな惚れかたをした父…


彼女と別れて、母と付き合うと決めたそうです。


『いや〜、付き合いたいって言われた時あせったよ…何だか、略奪したみたいに思われると思ったし…
仕事の件もあったしね』



しかし、父は『別れたくない』と言う彼女をバッサリふって…母にもうアタックしたそうです



毎日の電話や送り迎え…


ストーカーまがいの行動に…キュンとしてしまった母は…交際を承諾


最初は元カノの友達からの冷ややかな目が突き刺さったらしいが、好きになってしまったのはしょうがないと、その視線すらめ受け入れたそうだ


そ〜して、約20年…よく続いてる…



「おじさんは、トキネさんの何処に惚れたの?」



「ん…、何て言うか
母さんの、育ってきた環境や考えかたに…共感した。」


育ち?変な所に着目したな…



「父さんの考える理想の育ち方をしていたのが、母さんだった!!!で、話しは飽きないし、ちゃんと生徒会執行部と作家の仕事を両立させていた!!!ってのもあるかもね」




尊敬できたって事らしい…




尊敬ね…




今の母は、ど〜なんすか?
尊敬できますか?





息子の俺は尊敬してるよ…




でも、口にはださない!!!



恥ずかしいから…





そんな俺を見て、母と父が目を合わせて笑った気がした…




「////////」



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