テキストサイズ

母を観察?

第47章 母…先輩に会う

「お邪魔しま〜す」

あ…赤井が来ました。

リビングに赤井が先に入ってきた。


「お邪魔します…」



おっ…先輩登場!

『赤井君!いらっしゃい。』

母は、笑顔全開で迎える


「先輩…わざわざ、すみません。」



赤井の後ろから、申し訳なさそうに入ってきたのが…

例の!先輩です。


お?意外に…背が低い…


見た目は、野球部ですから…坊主頭で、クリッとした目が印象的な、さわやか?可愛い系だった。


『可愛い系の王道だな…』

母も同じ事を考えていたらしい。

…俺らって親子だなぁ…


「トキネさん、こちら野球部の先輩で、金田 圭(カネダ・ケイ)さんです。」


「始めまして、圭です」


『始めまして、赤井君の心の母、朝生 時音です。職業は、作家をやってます。』


心の母って…


「純也から、聞いてます。
いろいろ…相談に乗ってくれてたみたいで…」

クリッとした瞳で、母と会話する先輩は赤井の後ろから少し前にでた。


「先輩、こいつが俺の親友の、朝生 羚
水泳部に所属してます」


「始めまして…君はよく純也の話に出てくるよ。
…………よろしく。」


何ですか?少し間があったような気がしましたよ?



あ…?母が…



何故か…写真撮ってる!!!



「トキネさん…何、撮ってるんすか」



『お気になさらず…』





「「いや、気になるから…」」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ