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ま…

そんなこんなで…話をしていると

圭先輩が母の仕事に食いついてきた


「え？あの原作って…トキネさんが書いてたの？」

「えええ！この作品も？」



食いつく、食いつく…


母のドヤ顔も…息子としては、見てて恥ずかしっす！


「圭、ここだけの話…トキネさんの本職は、BL作家なんだよ…
羚の事や保護者の手前、今は顔出しNGの作家なんだ」



あ～言っちゃた…


「え？えええええええ？
まさか…“A型N男”のトキコ先生？」




ん？先輩！その作品！



『圭君、知ってるの？
そう、あれ書いてるの私！』


母は、目の前のリアル読者に興奮義気！


マジで？俺も読者初めて見た








「妹が！ファンです！
サインもらっていいですか？」








「『妹かよ！』」