母を観察?
第83章 母…引き出し
『あ゛―――――――』
『あ゛―――――――』
母が…奇声を上げています…
締め切りまで…何日かありますが…
これは……ヤバイって…合図です。
『あ゛――――――――』
『い゛――――――――』
これは……ヤバイ…
「母さん…ネタ切れ?」
『あ゛い゛ぞ〜でふ(はい、そうです)』
母は…今…もがいています…
『あ゛―――――!!!
ダメだ―――――――!!!
出てこない――――――!!!
引き出しが!!!エロの引き出しが!!!空っぽだ――――――――――――――――――――――――!!!
書き尽くした!!!引き出しにはもう…微塵のエロもねーよ!!!』
いやいや…エロがないとか…中学生の男子を目の前に…絶叫するなよ…
『羚くん……』
「何…?」
『母を助けると思って…
父に…抱かれなさい…』
「ブーーーーーーー!!!」
父…晩酌のビールを吹き出しました!!!
『ダメかな?』
「ダメに決まってんだろーが」