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「ただいま……あれ？」


父が帰ってきました…



『あっ…お邪魔っんぐっ！して…んぐ…ます』



「愛ちゃん…食べるか喋るかどっちかにしなさい…」




あの後…締め切りを逃げていた母が、担当の愛ちゃんに捕まったのは…


皆さん想像つきますね…



母が…自分の書斎に監禁され…かれこれ…数時間…



愛ちゃんは…テーブルのパンを完食…




それから待つこと…数時間…


母が原稿を持って書斎から出てきた…



『トキコ先生、お疲れ様で〜す』



母は…テーブルから消えたパンを見て…



キョロキョロ!!!



『あれ？パンまつりは？』


『あっパンご馳走様でした。ポイントは旦那様に渡しましたよ〜！

あれって…普通に行った方が早いですよね〜』





愛ちゃん…
身も蓋も無い事を…




『つ〜か、次回の締め切り前に原稿仕上げてくれたら、チケットぐらいプレゼントしますよ！』



「マジで!!!」



『じゃあ、よろしくで〜す』




愛ちゃんは…スキップして帰って行った…





『…待っててね…グーフィー…』






「ミッキーじゃないんだ…」





母は…
グーフィー押し…らしいです。




行けるといいね…夢の国…