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母を観察?

第11章 母…テンションMAX



「へ〜漫画担当するの〇〇〇〇〇先生なんだ…」



『は?!』



ゴロゴロしていた母の動きが…止まったよ


企画書をパラパラめくると付箋が何箇所かに貼ってあった


『な!ななななな!!!
〇〇〇〇〇先生が…描いてくれるの?この…作品を!!!』


母は〇〇〇〇〇先生の大ファンだ…


書斎には先生の作品がズラーッと並んでいて…


ウヒ、ウヒと興奮しまくり…



母はゴロゴロしていた体をピシッとさせ…出版社に電話をした…




『あっもしもし?はい
ワタシ的に〇〇〇〇先生に描いていただけるなんて…幸せ過ぎます!是非、お受けしますと、お伝えください』


母はさっきまでのゴロゴロが嘘みたいに、シャッキリと角度のいいお辞儀をした…



ブーップーッ

と…電話をやめてから母は有頂天で…



小躍りしてるよ…




腐女子だな…




小躍り?阿波踊り?



ん?ブートキャンプ!?


ビミョーに…古いぞ母!!!




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