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可愛い君

第12章 新たな問題!?

「ああ。どの書類?」


「その前にこの人誰?」


彼女は私を睨む様にして見ていた。


…怖い…。



「俺の彼女で今社長秘書代理をしている
野々村莢さん。」
「莢、こちらは先週海外から赴任してきた
営業部課長…今アシスタントだが、
小早川美玲さん。」


小早川美玲…さん。


「よろしくお願いします!」
私は頭を下げた。

「一の元カノの小早川美玲です。
よろしく。」


「おい!大学時代の話だろ!」


元…カノ…






彼女は挑むような視線を私に向けていた。




早くこの場から立ち去りたい…


「じゃあ私はこれで失礼します。」

私は挨拶をし部長室をでた。


扉を閉めるとき微かに見えた…



美玲さんは一さんの腕に自分の腕を絡め
必要以上に引っ付き書類を見ながら仕事の話をしていた。






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