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可愛い君

第5章 突然の移動

「失礼します。」

私は香坂部長の部屋をノックした。



カチャ…


「野々村さん急な移動でごめんね。」


「いえ…助かります。」


私達は同じ所に住んでいる。



でも最近香坂部長は忙しいみたいで


すれ違いが続いていた。




あのキス以来…

内心私はドキドキしていた。




「野々村さん。
今日から俺のアシスタントしてもらうよ。」


「アシスタントですか?」


「うん」ニコッ


「…あのデスクは?」



「君のデスクはそこだよ。」



私は香坂部長のデスクの斜め横に設置



されていた。





ちっ近い…





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