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タイトルはまだ未定

第2章 大切な人



「おいっ!その子嫌がってるだろ!?離せよ!」

「あんだと!?てめぇにかんけぇねぇだろ!」

「警察、呼びますよ?そこの角曲がってすぐだし」

「ちっ…」


助かった……


「君、大丈夫?高校生がこんな時間までうろうろしてたらだめだよー」

「あ、ぇと……だじょ…ぶ…でし。」

この人も男の人。助けてくれたけど男の人。
そう思ったらまた怖くなってきた。

「ぁ、ありがと…ございま…した…」

そう言って猛ダッシュで家まで帰った。

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