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タイトルはまだ未定

第5章 約束

気づけばベッドの上。

和馬くんと氷室さんが心配そうに見ていた。

「ん…」

「お、おきた!!!!」

「お嬢様、大丈夫でしたか?申し訳ありません、私がおそばにいられない間に…」

「ず…」

「「??」」

「おみず…」

「あ、少々お待ちください。持ってまいります。」

はぁ…やっぱり夢だったのかな?


と思ったけど和馬くんの次の一言で現実だと知らされた。
「どこ触られた?」

「えっ」

「何された?どこ触られた?俺が消してやるから。」

「大丈夫だもん…和馬くんに触ってもらえる方が「和馬だろ?」

言い終わる前に横切られた。

「え?」

「お前、あの倉庫の中では和馬って呼んでたじゃねえか。」

「嘘…。」

「和馬って呼べよ。」

「か…ずま」

「いい子☆」

そしていつもの調子に戻る和馬

「あー、でも焦ったよー、風奈からいきなり連絡来て助けにこいって言われてさあ~」

「え?ふうちゃんが?」

「風奈、結構気にしてたよ?本当に悪いことしたって。まぁ、俺は許すつもりないけどな。俺の大事な鈴のこと傷つけられたんだしー」

「お嬢様、お水です。」

「あ、ありがとう」

和馬が…和馬じゃない…

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