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タイトルはまだ未定

第2章 大切な人


残念ながら私には大切な人がいない。

私の家庭は母子家庭。
母と二人暮らし。

いや、正確にいえば一人暮らしだ。
母親は夜な夜な男と遊び歩いている。
気が向くと帰ってくる。
そんな人。

父親は私が幼い頃出て行ったきりだ。
よそで子供作ってそっちへ行ったらしい。

男も男。女も女。

私は自分の両親が嫌い。

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