
はぴねすっ!!!?
第35章 嵐の期末試験
存在感意外と薄っ!!
んー。と伸びをしながら秋は踊り場にしゃがみこんでいる私の隣に来る。
あ、いい香り。
香水、かな?
「直はね。素直になれないから。自分で防御壁作ってるんだよ。」
と、唐突に秋が話し出す。
「な、にからの?」
「何って言われると......難しいけど。
たとえばさ、死に物狂いで勉強した人間からみて、勉強してないように見えるのに頭がいいやつってどう見えると思う?」
いきなりクイズか......
「んと。
悔しいとか、イラつくのかな。むかつくって思う人もいるの、かも。」
「そーね。人柄にもよるけど、妬んだり、よく思わない奴もいるよね。」
