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3日間だけの夫婦生活

第1章 婚礼

「あぁ…でも今日はめでたいな…あんな小さかった至がもう結婚する年になったとはな!」



「……結…婚?叔父さ……ん、今日は見合いの日じゃないのか?」



叔父は目を丸くしビックリした顔で



「何だ?聞いとらんのか?!」





聞いてない!見合いとしかっ!!

まさかとは思うが…俺は蒲田上官に嵌められたのか?



「俺が…結婚?」


叔父さんにそう言われ慌てて


蒲田上官と喋っているお袋の元へと駆け寄り



蒲田上官は俺の仲の良い上官で幼なじみなのだ。





「お袋!結婚ってなんだよ!!俺は電報で送ったように見合いも結婚もしないと伝えてた筈だろう!!上官も上官…俺を見合いと騙して…わざわざ小細工なんてしやがって!!」



周りの親戚達がざわつき始める



「俺は帰るからな…」
(っんだよ!!結婚ってよ!!)



「至!!」



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