テキストサイズ

玩具箱*R

第6章 らんこうぱーてぃー*

ゴッ…

「っ——ン……」

鈍い音と共に後頭部にじんわりとした痛みを感じた

抱き締めた彼の腕が私から離れる

「李音——!」

「しねっ…しんじゃえっ……」

ゴッ…

さっきと同じ痛みがまた、じんわりと広がる

「やめろっ…」

「ごっ…ごめんなさ——」

そのやり取りを最後に私は気を失った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ