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日常。自分が分からない…

第5章 一年後


私は、寂しさからSNSのサイトを使うようになった。

男にちやほやされて。
可愛いねー、俺タイプ!
みたいな人がいっぱいよってきた。

その人達と話してる時は寂しくなくなる。
それに、私を受けとめて褒めてくれる。
それがとっても嬉しかった。

はいそうです。
ばかです。
でも、この人達のおかげでちょっと生きるのが楽になった。
なんか必要とされてる気がして。

部活では、毎日自分の存在意義について考える日々。
っていうか、
いらない。
そう言われ続けてる感じ。
それに毎日耐えた。
自分はダメな子。
そうやって否定し続けた。

不思議と先輩達を嫌ったり恨んだりはしなかった。
私が悪い。
ごめんなさいごめんなさい…
そう思い続けてたから。

あー、また悪口が聞こえる…
怖い怖い
私をこれ以上否定しないで…

もうやだ。
やめて…
怖い怖い怖い。

空気が悪くなったら自分のせい。
本当に全部自分のせい。

自分はまじでキチガイ。

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