心臓を捧げよ
第1章 ルール説明
バッ
その瞬間いきなり電気がついた
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
悲鳴があがった
何かと思い辺りを見回すと怯える結衣の姿があった。
「ど、どうしたんだ?」
「こ、ここに…ひかりが!!」
「はぁ!?」
俺は目を落とした
すると結衣の足元に心臓の部分を抱えている
ひかりの姿があった。
まだ死んでからそんなに時間が経っていないのだろう
唇はまだ赤く頬も紅色に染まっている
俺は近づいて少し手に触れてみるとまだ温もりはあったが息をしていなく完全に死体と化していた。
「ひかりが…なんでここに!?」