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遼一…俺お前が好きだ…


言いたい気持ちをぐっと堪えた。


言ったら、引かれんのが怖かった。


きっと遼一は幼馴染みのアニキみたいに俺を想ってる筈。


胸が苦しいよ…


遼一…お前が好きで苦しいよ…


「…っく、苦しいっ…たっちゃん…」


「あっ、わりい…」


いつの間にか強く抱き締め過ぎていた腕を慌てて緩めた。