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この手を離さないで

第3章 第三章 日常



「はぁー
じゃ私もう1つ仕事あるんでお先に失礼します」

居づらくなったその場から逃げるように立ち上がる

「もう1つってパン屋だっけ?
朝も行ってなかった?」


「うん。今パン屋のおばさん体調崩してるから朝も行ってる」


「渚ちゃん真面目だねー
気を付けて行っておいで」


「行ってきまーす」


二人に見送られながら私は店を後にした。

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