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この手を離さないで

第4章 第四章 約束


「ううん!
何でもない」



…?そー言われても気になるんだけど(笑)





そして彼女は立ち上がる

『もう行くの?』


「うん。
じゃ、バイバイ」



そう言って、彼女は走り出す



…が、急に足を止め俺の方に振り返った




「俊ー!
あんたさーいつもの愛想笑いより
さっき笑った顔のほうがずっといいよ。」




そして渚が俺に向かって、












笑った。





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