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この手を離さないで

第4章 第四章 約束


ガタッ



俺はベンチから立って、渚に向かって叫ぶ


『渚ちゃん!

また、明日ね』




また会いたい。
君ともっと話してみたい







そしたら、俺が何でこんな思いを君に抱くのか分かると、思ったからー











「…。また、明日」






渚はうつ向きながら答えた。


この時、彼女が若干紅くなっていたことを俊は知らない。






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