私はあなたを許さない
第12章 「好きです」
容子「じゃあ…迷惑じゃないなら友達に
なってもらえますか?」
光明「友達…」
容子「ダメ、ですか…」
教頭「いいに決まってるじゃないですか
ねえ、後藤先生」
光明「えっ?あっはい」
容子「ありがとうございます」
光明「…」
彼女といると
正直、楽しかった
あの事故以来、人を寄せつけないよう
友達とも距離を置き一人で過ごしていた
光明
同い年くらいの人と話すのは久しぶりで
彼女と話してる時は不思議と
あの事、事故の事を
忘れられた
容子「これっ、私の携帯番号です」
光明「ありがとうございます」
容子「私、待ってますから気が向いた時
にでも連絡ください」
光明「…はい」
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える