年下の彼に一目惚れをしました。
第4章 #4
羽柴くんに恋をするのを止めて
早1週間は経ったであろう。
私は1週間、羽柴くんの姿を見てない。
いや、違う。
私から避けてる。
まさか羽柴くんがあんなにむかつく
とは思わなかった。
「もうほんっとあり得ない」
「憂里、それ5回目」
屋上で千夏と一緒にほのぼのと
お弁当を食べながら羽柴くんの愚痴を
聞いてもらったりしてる。
「ねぇ、憂里。」
「なあに?」
「見返したいならさ、勉強して
大学受かればいいと思うの」
「うんうん」
「そこでっ、西園寺 千夏が
思い付いたのは、優等生くんを
見返して憂里を頭良くさせる勉強会」
「おぉ…」