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年下の彼に一目惚れをしました。

第4章 #4



 「な、んで…?」


私は羽柴くんに指を指して千夏を見る。


 「えっと…山瀬くんが急遽
 用事入ったみたいでピンチヒッターとして
 優等生くんに来てもらったの」

 「…」

 「…」

 「…」


暫く無言の私達。
気まずい。

沈黙を破ったのは、


 「まあ、取り敢えず勉強会
 始めますか?」


って陽気な声の持ち主、相樂くん。

そうして私達4人…ううん。
私にとっての楽しくない地獄の
勉強会が始まる。


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