年下の彼に一目惚れをしました。
第6章 #6
羽柴くんにまた家まで送ってもらい
ました。
実を言うと私、一人暮らしです。
だから羽柴くんは私が住んでいる
アパートの階段で送ってもらって、
私が部屋に入るまでずっと居る。
そこから私はコソッと玄関横の窓から
羽柴くんの姿が見えなくなるまで
見送っている。
そして朝起きて、私はそのまま支度。
朝ごはんはコンビニか抜き。
身支度を終えて玄関を出ると、
「あ…。」
「結、城?」
たまたま私の住んでいるアパートの前を
通っていた山瀬くんと目が合った。
「山瀬くんおはよ」
「あ、うん。おはよ」