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永遠というウソ

第2章 もう一人の日々

たまたま1人で歩いてた時


その女は俺の高校と同じ制服で
名札の色で
同じ学年だって分かった

隣には男がいて
その男に向けた笑顔が
とても優しく見えた

日だまりみたいだって思った

俺、笑顔に弱いな…


その時、ドクンと心臓が速くなったのを
覚えている。

こいつの笑顔がほしい…

一瞬で恋に落ちた

なんで同じ学年なのに
今まで気づかなかった…

まあ他のクラスには行かないからな


あの女とすれ違う時名札を見た

名前は……

石松ゆり。

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