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会議室から恋。

第1章 1

「何、やっとんの…?」

仕事を終え、彼と同棲する家に帰ってきた。

玄関には、見慣れない靴。

ううん。ヒール。

あぁ。よく、テレビとか、マンガとかで読むやつだ。

寝室には、聞きなれない声。

ううん。あたしも、ああいう声、たまに出すよ。

もう、何ヵ月出してないか分からないけど。

で、ドアを開けたら、絡まってたわけ。

自分のことなのに、すごく冷静でいられたことに、びっくり。

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