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泣き虫.

第2章 新しく、始めました





「殊音…!?殊音いるか?」


向こうから、神姫の声が聞こえた。

「いるよ…?」




震えた声でそうつぶやく。




「殊音…?出てこい。」


低い声が、私の耳にひびく。

優しい声が、落ち着くってか…なんか、そんな感じ。





「しん…き」



「殊音大丈夫か…?」



ぎゅっと、抱きしめられた。


何度めだろう。




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