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泣き虫.

第2章 新しく、始めました





神姫が、私の頭の上に乗っかった粉を払った。

「言いに行ってやるか?」


「いや…もっと、やられる…。」




いじめる奴は、先生に怒られると、もっとやる奴がいっぱいいるから、




言ったら、いけない気がする…、






「でもな…__」




「いいって言ってるじゃん…!!」




少し怒鳴り声をあげて、


少し間が空いたあとに、口を塞いだ。





「…ごめん。」

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