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ホストに恋

第32章 32


「拓哉、疲れたろ!!風呂入ってこい!!」

「うん。」

翔太わ幸せをかみしめていた



「翔太……翔太も入って。」

「あぁ!!」




翔太が上がってくるとソファーに拓哉が眠っていた

そっと抱き上げ二階に運び、ベッドに寝かせた

「拓哉、おやすみ」

翔太わ、ベッドの下に布団を敷き、横になった。



「翔太……翔太…」

呼ばれて翔太が目を覚ました

「拓哉、どうした…」

「怖いよ……」

涙をためる拓哉…

「拓哉……拓哉…」

抱きしめてやる翔太

「あったかい。」


「拓哉…」

「翔太……隣きて」

「いいのか…」

「うん…」

「朝まで…抱きしめててやるから、ゆっくり眠れよ」

ベッドに抱き合い、朝まで眠った


抱きたい気持ちより守りたい気持ちでいっぱいの翔太だった




「…ん…おはよ。拓哉」

「おはよ。翔太」

「今日も店くるか?」

「うん!!翔太みてる!!」

「よし!!いいよ」


店で仕込みを始める

拓哉わ画用紙と鉛筆を用意し、絵を書いている

施設で絵を描いて過ごしていたのだ


サムと太一が入ってきた

「翔太、はい、カギ」

「どうなったんだ!!」

「ユウサク、キノウ、ボクノイエ トマッタ」

「は?」

「どういうことだ太一!!」

「そういうことだよ、俺ら別れたんだ!!」

「なんで!?」

「疲れたんだ、もう……」

「太一。」

「良かったんだよ、これで」

「瀬戸の野郎!!」


「いいんだ、もう…すっきりしたから」

それ以上わ何も言えなかった


…太一…

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