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上司と部下の恋

第1章 1

「…っん…」

いっぱいのキスが降ってくる。

「じゃあ…行ってきます…」

「…うん…気をつけて…。着いたら、部署に電話して…」

まだ、席も残ってるはずの名古屋支社に、このタイミングで送り出すのは、賭け。

絶対渡さない。

わたしの部下になった以上、どこにも渡さない。

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