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想いよ、届け。

第4章 勇気を出して。

数日後、またまたチャンスが。




部室棟の階段を登ろうとした時、ドアの前で誰かが喋っている。

こっち向いた!


つーさんだ。


「こんにちは」

あいさつを交わす。


アドレス!と思った私は

「あのっ!」

と、呼び止めてしまった。



…でも、やっぱり言えない。


「すいません…やっぱりなんでもないです。」


と言って、その場を後にした。

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