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この前、人を拾いました

第6章 ①―5 母親じゃないので

昨日はあのまま寝てしまった。

レイは珍しく何かを言ってくる事は無かった。

朝もまだ寝ていたようで顔は合わせていない。


いつも私が起きたら起きてくるくせにっ。


私は小さくため息をついた。



「いや、みきちゃんっ!恋!?」

にやにやと楽しそうに百合子先輩が言った。


「はっ!?」

思わず先輩だという事を忘れて叫んだ。


あ・・・


「すみませんっ。」


すぐに謝ると、百合子先輩は上品に笑った。



「図星の反応じゃないっ」


そういって百合子先輩はからかうようにして軽く私の背中を叩いた。

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