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エンドレス

第4章 運命の前日2

久美が家に着いたのは、もう夕方だった。

明日も薫に会える。
初めてのデート前日のような、落ち着かない気分だった。

「かおちゃん、変わらず可愛いかったなぁ。」

身体付きは昔より丸みも付いたが、大人の女性らしく色気も纏い、スレンダーで服の上からでもスタイルの良さがにじみ出ていた。

「あれじゃ男がほおっておかないわよね・・・」

知らない男性に抱かれて喜びの声をあげる薫を想像してしまった。
薫の身体は今でも隅々まで思い出せる。
会えなくなってから何度も何度も想像した、男性に抱かれる薫の姿。
そんなはず無いと思いながらも、きっとどこかで抱かれているのだろうなと何度も繰り返し想像していた。

自分だって、あれから数人の男に抱かれ、結婚までしているのだから。

いつの間にか、久美は服の上から胸を揉み、スカートの中に手を入れ、パンティとストッキングの上から自分の割れ目に指を滑らせていた。

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