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そして現在の時間に戻る・・・


薫の部屋のベッドの上で、互いのオ○コを重ねて擦り合わせ、ほぼ同時に絶頂を迎えるところだった。

「あっ！ああっ！逝く！逝っちゃう！」
「ああぁ！あっあっああん！逝くぅ！ああっ！」

ふたりとも、初めてセックスした時の事を思い出していた。

恥じらいながら、互いの身体を求めたあの時を。

熟した今の身体には、あの時の何倍もの快感が広がっているが、心を満たす感覚はあの頃と同じだった。

「ああぁ！逝く！くみネェ！あっ・・あっ・・」
「ああぁ！かおちゃん！ああ！逝くっ逝く！・・」

激しいあえぎ声が途切れ、静寂に包まれる。
絶頂を迎えた。

息を切らせながら、薫が甘えるように久美の胸の中へと身体を移すと久美が優しく包み込んで抱きしめた。

ふたりとも幸せを噛みしめていた。
あの初めての日と同じように何度も唇を重ねた。