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エンドレス

第30章 充足感

木曜日。

久美は生理前の腹痛を感じはじめていた。
予定より早く始まりそうだ。

重い憂うつな感覚と性欲が高まる感覚が入り交じる。

薫との同居生活も明日には一旦終わりを迎えてしまう。

リビングのソファにふたり並んで座り、薫の髪を撫でていた。

「かおちゃん・・これからも逢えるよね・・」

「・・うん・・」

「かおちゃんがいない生活は考えられなくなってるよ・・」

「・・うん・・私も・・」

薫が頭を久美の肩にのせて腰に腕を廻してきた。

「くみネェ・・キスして・・」

薫の左頬に手を当て唇を重ねる。
可愛らしい薫の唇。
優しく愛しむように何度もキスをする。

薫がそっと舌を伸ばして久美の唇を割って挿入してくる。

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