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Pour mon cher -笑顔の先に-

第8章 休日2日目

私が思ったと同時に猛司も同じように思ってくれたんだ!?



そう思うと凄く凄く嬉しくて。


どうしようもないくらい凄く嬉しくて。


一体、私の中の猛司に対する“好き”はどれだけあるんだ?!

ってくらいまだまだ“好き”が溢れ出て止まらない。






“私も同じように思ったよ”





の意味を込めて、ぎゅっと猛司の手を握り返すとこっちを向いてフフッと優しく微笑んだ。




言葉にならない幸せを常に感じつつ猛司に寄り縋ってバスに揺られる事20分。





「愛、降りるから」


「あ、うん」





猛司に釣られるようにバスを降りた先は―――。




「あ…」












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