
誠の華
第1章 出会い
「早く答えて下さい」
"じゃないと、斬っちゃいますよ?”
怖い
ニコニコと笑ってるのに目が笑っていない沖田さん
キュッと目を瞑った私の耳に届いたのは変態...じゃなく、土方さんだった
「総司、無闇に斬るんじゃねぇ」
そう言いながら沖田総司に向き直った
た、助けてくれた?
もしかして良い人なのかも...
と、思った私の思いを
「勘違いすんじゃねぇぞ、俺の部屋を汚したくねぇだけだ」
と、言われ、前言撤回...
お父さん、お母さん、健、美香っ...
私の命は後僅か...
っ...何で私がっ...
帰りたいよぉ
