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春の暖かの風が１人の少女の頬を撫でる
名前は、鈴宮憂乃


「ふぅ…ここであってるよね？」
憂乃はとある場所に立っていた。
「私立一ノ宮学園」
日本全国の有数のセレブだけが入学できる学校
それがこの学園だった


広大な敷地を誇るこの学園は東京の郊外にあり一般の人間はその学園に近寄る事は一切できない。


「確かに、一ノ宮学園高等部入学式って書いてあるし…」
目の前には大きな門が口を開け憂乃を待ちかまえていた


「よし！入ろう！」
憂乃は一歩踏み出した
これから始まる高校生活に胸を弾ませながら…


ー１年B組ー
「失礼します…」
憂乃は１年B組に入ると黒板に張ってある座席表を見に行った