テキストサイズ

愛の嵐

第2章 溺愛の嵐

櫻「ほら、遅れるよ!」
相「え~もう?翔ちゃんといたかったのに~」

ブ~ブ~文句たれる相葉君の手を引く
子供じゃないんだから仕事しなさい!
つっても、俺も甘いから

櫻「終わったら家においで。一緒にいよう」
相「ほんと?やった~♪いくいく~」

急に元気になって繋いだてをブンブン振って歩いている

『はぁ、もう、可愛いなぁ』

控え室を出る時には名残惜しそうに指が離れる
玩具を取り上げられたらような顔してるよ
ったく、仕方ないなぁ
離れた腕を引っ張りそのまま抱き締めた
壁に押し付けるようにして、触れるだけのキスをする

相「んっ・翔ちゃん!」
櫻「帰ったら一杯甘えていいから。だから仕事頑張ろうね!」

柔らかい髪を撫でながら諭すように話す
頷いてくれて、ホッと息をもらしていた
ほんのり顔を赤らめて俺の首に顔を近づける
ちゅっと音を立ててキスされた

相「充電完了!」

またそんな可愛い事をする!
だから甘やかしてしまうんだよなぁ
先を歩く相葉君の姿を微笑ましく見詰めてスタジオへと向かう

ストーリーメニュー

TOPTOPへ